2007年12月31日月曜日

「米BusinessWeek誌が選んだ優秀商品(2007年)」

米BusinessWeek誌は、同誌が選んだ2007年の優秀商品(「The Most Important Products of 2007」)を発表している。全部で26品目。今後の製品・サービスつくりの参考になる・・・?!

「Apple iPhone」「Apple MacBook Pro」「Apple Leopard」「Apple TV」「Audi R8」
「Braun Pulsonic System 9895CC」「BMW 3-Series」「Cadillac CTS」
「Chevy Malibu」「Fiat 500」「Airbus A380」「Dell XPS One」
「Exubera」「Gateway XHD3000 LCD monitor」「Halo 3」「IAC Building」
「LG BH100 hybrid high-definition DVD player」「Mazda CX-9」
「Microsoft Vista」「Motorola Razr 2」「Nokia N95」
「Pioneer Elite 60-inch 1080p Kuro Pro-150FD」「Slingbox Solo」
「Sony XEL-1 TV」「TiVo HD DVR」

日本製品は3つエントリーしている。
「Mazda CX-9」「Pioneer Elite 60-inch 1080p Kuro Pro-150FD」「Sony XEL-1 TV」。

下記よりアクセス可能(スライド写真)。

*BusinessWeek (「The Most Important Products of 2007」):
http://images.businessweek.com/ss/07/12/1210_bestworst_products/index_01.htm?chan=rss_topSlideShows_ssi_5

ちなみに、下記より入賞した製品の動画映像がアクセス可能だ。
米国企業では、すでに新しいプレスリリース・スタイルに取り組んでいることが、彼らのレポートより理解できる。現在のマーケティングは、従来と異なるだけでなく、短いスパンで複雑に変化している....

*【Mazda CX-9】


*【Pioneer Elite Kuro】






*【Sony XEL-1 TV】

2007年12月28日金曜日

「シリコンバレーにあるコンピュータ歴史美術館」

YouTubeが登場したおかげで、われわれは時間と距離を超越することができる。今回、ご紹介するのは、シリコンバレー(マウンテンビュー)にあるコンピュータ歴史美術館の動画である(今週、YouTubeにアップされた)。

「The World is Flat」、世界は情報に関して水平的につながっている.....

「米Googleの将来、EPIC 2015(NOT= EPIC 2014)とは・・・・」

皆さん、「EPIC 2014」を聞いたことのある人も多いかもしれない。

数年前、クリエイト・コモンズの中に紹介された「Googleの将来像」である。内容は、検索エンジン中心としたGoogleは、マイクロソフトとのビジネス競争のため、2008年にGoogleとアマゾンドットコムが合併する。

また、従来型のメディア・ビジネスをオフラインへと追いやってしまう。そして、2011年、NYタイムズ紙は著作権の違反として、Googlezonを提訴する。だが、その訴えも功を奏すことなく、*2014年3月9日にGooglezonは究極のパーソナリゼーション・サービス「EPIC」を公開する....

・1989年:ティム・バーナーズ・リーがWWW(World Wide Web)を発明する
・1994年:米アマゾン・コムがビジネス開始する
・1998年:スタンフォード大学の二人の学生が、より効果的な検索エンジンを活用したインターネット・サービスを開始する
・1999年:Bloggerがサービス開始。また、Googleが「Google News」を発表する
・2002年: Friendsterがリリースされる
・2003年:GoogleがBloggerを買収する
・2004年: 米マイクロソフトにとって、Gmailの競争力が拡がる。米マイクロソフトはGoogle News対抗としてNewsbotを開始する。同年、PicasaとA9リリースされる。2004年8月、Keyholeを買収し、世界中のコンテンツをデジタル化し、インデックスを付けはじめる
・2005年: マイクロソフトはGoogleへのビジネス対抗としてFriendsterを買収する。また、アップル・コンピュータは「WifiPod」を発表する。そして、Googleは「Google Grid」を使いながら、無制限ストレージのプラットフォーム提供をはじめて公開する。
2007年: マイクロソフトはNewsbotsterなどのランク付けを開始する
2008年:Googleとアマゾンは合併し、Googlezonが成立する。
2010年: マイクロソフトとGooglezonの間で激しいニュース戦争が展開される
2011年:ニューヨーク・タイムズが、Googlezonを著作権法違反で提訴する
2014年:Googlezonは、ユーザーに、金を払ってジャーナリストなしで完全に、システムが自動的に個人に合うように最適化されたニュース、所謂、「Googlezon」を配信開始する



* 【EPIC 2014(日本語版)】: http://probe.jp/EPIC2014/

しかし、この「EPIC 2014」は最新バーションとなる「EPIC 2015」にアップデートされていた。前回の「EPIC 2014」は、消費者の利用機器はPC中心であった。
だが、今回の「EPIC 2015」では、利用端末はiPodやモバイル・コンピューティングであり、かつ、Googleのパーソナリゼーション・サービスなどもリアルに紹介されている。



*【EPIC 2015(英語版)】: http://www.albinoblacksheep.com/flash/epic

そして、Googleのサービスを支えているのが、大規模なクラスタ・コンピューティングだ。

*【YouTube】「Google First Production Server」



上記は、ラリー・ペイジとセルジオ・ブリンの両氏が、Googleが提供する検索エンジン・サービスを開始した当初のGoogleインフラの映像である。シリコンバレーにあるコンピュータ博物館に展示されている。

さらに、彼らは、このクラスタ・コンピューティングを大規模なデータセンタへと発展しようとしている。つまり、Googkeはかつて(現在も)検索エンジン・サービス提供する企業であったけれども、Googleは新しいデータセンタはじめ、モバイルや広告など、個々にその存在感とビジネス・ネットワークを拡げている点である。

いまの「Google」は、かつての「Google」とは異なっている・・・・?!

*【YouTube】「Google IONA データセンタ」:



*【YouTube】「Google OKURAHOMA データセンタ」:



Googleの将来とは「EPIC 2015」の現実版となるのだろうか。少なくとも、彼らは新しいサービス創りに対して、新しいワーク・スタイル(「Google Culture」)で取り組んでいる.....



2007年12月27日木曜日

「米IBM、5年後の世界を予測へ」

米IBMは12月18日、5年後の世界予測を発表した。
IBM Next Five in Five」と呼ばれる5つの技術革新により、
われわれの生活を一変させるという。

1. 「グリーン & スマート・エネルギー」
It will be easy for you to be green and save money doing it

2. 「インテリジェント・トラフィック・システム」
The way you drive will be completely different

3. 「食卓(イノベーション)」
You are what you eat, so you will know what you eat

4. 「携帯電話の高機能化」
Your cell phone will be your wallet, your ticket broker, your concierge, your bank, your shopping buddy, and more

5. 「医療現場(イノベーション)」
Doctors will get enhanced “super-senses” to better diagnose and treat you



そういえば、IBMは一年前にも、5年後の世界予測を発表している。
IBM Next Five in Five」と呼ばれる5つの技術革新は、
この一年間でどのように変化しているのか・・・・?!

2007年12月25日火曜日

「FCC(米連邦通信委員会)、通信会社からブロードバンド・パワー奪う準備している・・・・?!」

下記のYouTubeリンクは、米国シリコンバレーで開催されたチャーチルクラブのカンファレンス映像である(2007年3月)。同カンファレンスの中で、とても興味深い予測を語ったのは、ジョン・ダー氏だ。同氏は、将来、FCC(米連邦通信委員会)はブロードバンド・パワーをケーブル会社や電話会社の独占から奪い、2008年にひとつの新しい広帯域ネットワークとして承認する可能性があると述べている。

背景には、米国のグローバル経済における米国の継続した発展を維持があるという.....

パネル・ディスカッションには、Tony Perkins氏、Steve Jurvenson氏、Joe Shoendorff氏、しして、Roger McNamee氏が参加している。

そういえば、FCCは12月18日、2008年1月から開始する700MHzの無線免許競売の参加企業リストを公表している。

2007年12月24日月曜日

「プロフェッショナルとは何か・・・・"個人シンクタンク"時代が始まる?!」

付加価値が高い製品、サービスが圧倒的に好まれている証拠があるにもかかわらず、企業は経験曲線にほれこんでいく.....

米国を中心とした資本主義の影響を受けて、企業は操作可能な唯一の変数と信じているかのごとくに、コスト削減に注力していく。そして、企業は「サービス・品質」という変数を見失っていく.....

一方、時代は変化しており、製品やサービスの価値そのもの自体も変化している。

元マッキンゼー&カンパニーのコンサルタントであるトム・ピーターズ氏は、
1980年代に米国企業が直面していた企業の「経験曲線」に警鐘を鳴らした。
「企業は市場の環境変化(適応力、非線形性など)や、企業の経営変化(スピードや非連続性など)を客観的に分析する必要がある」と。

それでは、「サービス」とは何を意味しているのだろうか?!
サービスとは、サービス提供する「提供者とお客様とがお互いに価値を創っていくこと」である。つまり、提供である企業と、そのサービスを受ける受益者との間で、相互に価値を共有し、そのサービス価値に応じた対価を獲得していく。したがって、企業はこの新しいサービス価値を創り、そして高めなければならない。

Dealing With Darwin」を著したジェフリー A.ムーア氏は、最近のインタビューで次のように述べている、「イノベーション戦略に関して、コスト削減のことしか頭にない、想像力の乏しいCEOやCFOを、私は評価しない。それに、高コスト経済の中にあって、ITをテコ入れするイノベーション戦
略を持たない企業などには、何の価値も認めない」と。

イノベーションが企業にとって大切になりつつある所以が、ここに存在している.....

私見になるが、このようなイノベーションを推し進めていくうえで、「プロフェッショナル」が注目されるのではないかと思う。だが、この「プロフェッショナル」とは、従来のようなビジネス・コンサルティングとは異なるのではないかと.....
上手く言葉で表現できないけれども、「新しいサービス価値を創る」とか、「個人のアイデアを尊重する」といったイメージが近いのではないかと思う。

この点に関して、興味深いお話をポッドキャスティングにて、田坂広志さんがご説明している。同氏によると、今後、「個人シンクタンク」時代が始まるという。

* 田坂広志 (「個人シンクタンク」の時代が始まる/出典 「未来からの風フォーラム」):
http://youtu.be/gSMpVZa6sOg

今後、"世界の"価値ある情報をPrewire/PrimeTimeを通じてご紹介できればいいな思う....

2007年12月23日日曜日

「Macファン vs 米国資本主義 = "顧客第一主義" vs "実利主義"?!」

いよいよ、マックワールド・エクスポの季節が近づいてきた。
来年1月、米アップルの新製品が発表されるかもしれない.....

スティーブ・ジョブス氏は、アップルの新製品を同カンファレンスで発表する可能性ある。
すると、何を発表するのだろうか・・・・?!

米国のThe Seattle Times紙によると、スティーブ・ジョブス氏は「スリム版Mac」や「より高性能バージョン版のiPhone」を計画しているのではないかと述べている。ジョブズ氏は伝統的に来月のマックワールドエキスポを使う。前回は、「iPhone」と「アップルTV」であった.....

例えば、MacBookノートブックのスリム・バージョン。より小さく、かつより軽量なMacBookにより、お客様のニーズに応える可能性がある。また、米ゴールドマン・サックスのアナリストであるデイヴィッド・ベイリー氏は、16ギガバイトのストレージを搭載したiPhoneを予想している。しかし、いつものことであるが・・・・サプライズが起きる可能性も高い.....

実は最近、MacユーザーについてCNET Japanの記事は次のように紹介している。
「その大きさや組織的規模については議論の余地があり、大げさに取り上げられているケースも多い。だが、Macintoshユーザーが自分たちの使う製品に一途に情熱を注ぎ、強く支持する度合いは、テクノロジ業界では群を抜いていることに疑問の余地はない。その情熱は驚くほどで、感動的でさえあるが、同時にひどく厄介なものにもなりうる....」と。
つまり、Macに愛情注いでいる「Apple崇拝者」が多いと述べている。

だが、しかし、自分が一番に関心をもったところは、
Mac信者に関するものよりは、むしろ、Mac信者の現象を通して見た、実利主義を中心に産業界を進めてきた米国資本主義の課題である。

元マッキンゼー&カンパニーのコンサルタントであったトム・ピーターズ氏は、同氏が執筆した「エクセレント・リーダー」の中で、1980年代より推し進めてきた米国企業の効率性追求の経営に与える弊害について指摘している。多くの米国企業が実利主義に取りつかれ、短期の利益追求に注力していった。ビジネスとは製造コストを削減して行けば、利用者は低価格で製品を手に入れることが可能となり、その結果としてより多くの利益がビジネスに反映される.....と。

だが、その結果、多くの企業は壁に直面している.....

私見になるが、コンピュータ業界におけるMacと米国資本主義の争いとは、
もしかすると、消費者を中心とした「顧客第一主義」と
ビジネス利益を第一にした「実利主義」との闘争の可能性ある・・・・?!