2009年3月12日木曜日

「大前研一氏、公的資金注入額は(世界で)100兆円規模に・・・」

本動画とは、大前研一氏による世界金融政策に関するものだ。
公的資金注入額は、世界で100兆円に達している。
何と、1990年代日本の約8倍規模まで拡大しているという。

大前氏によると、今回の対応方法では、
いきなり(大規模な)資本投入を実施している点を指摘。
「銀行は潰れていけない」のでなく、「ダメな銀行はつぶす」・・・
銀行が持っている「資本金」の意味とは、
預金者から預かった現金を集め、ひとに貸し出す場合に、
自分が持っているアセット(資本)の何十分の一しか持っていない中で経営している。
そのため、突然に資本金を投入したからといって、
銀行を救済できるとは限らない・・・

一方、日本の銀行は、政府主導で救済したにもかかわらず、
中小企業に対して、資本提供を拒む傾向にあると述べている。

「ダメな銀行は潰す・・・これがないと(銀行は)自浄努力しない」...

リーダー(経営者)にとって大切なこと・・・それは自己否定できること、
つまり、これまで自分が取り組んできたビジネスや能力を否定できることではないかと思う。
影響力大きい集団行動において間違っても自分を守ってはいけないだろう。
「優しさ」は時として「罪」と等しい意味持つから...

心地よいユーザー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。

0 件のコメント: