2008年2月4日月曜日

「米IBM、中国にクラウドコンピューティングセンター設立へ」

米IBMは、同社で最初の「クラウド・コンピューティングセンター」を中国に設立すると発表した。同センターの名称は、「China Cloud Computing Center」。中国江蘇省の無錫市に設立される予定という。同プロジェクトは、かねてより同社が「HiPods」と呼んで進めてきたものだ。



同センターは「Blue Cloud」技術で構築される。ご存知のとおり、「Bloue Cloud」はIBMが発表(2007年11月)したもの。2008年春に、クラウドコンピューティング環境を提供開始するという。

*PrimeTime (「クラウドのためのOS」が必要――バルマー氏と開発者がソフトの未来を語る)

*PrimeTime (クラウド・コンピューティングの実力は?(米BusinessWeek)--- 日経BP)

*PrimeTime (10年単位のトレンドは「透過的コンピューティング」--- @IT)

*PrimeTime (Prewire: 「"ムーアの法則" vs "Cloud Computing"」(ネットワークの向こう側))

2008年2月3日日曜日

「なぜ、海外企業は人材に注目しているのか・・・?!」(背景には人材不足の問題も)

なぜ、米国企業は「人材」「人財」に注目しているだろうか。

Techcrunchによると、GoogleとFacebookでは今年卒業するコンピュータ科学専攻の学生を激しく奪いあっているようだ。成績優秀な学生の年俸も上昇傾向にあるという。

*Techcrunch :「GoogleとFacebookでコンピュータ科学の学生の争奪戦―サラリーはうなぎ上り」

また、米Forbesが発表している就職ランキングのトップは、米Googleである。
*Forbes :「Top 50 employers」

米国企業の場合には、「人材リソース(個人)」を重視し、個人のアイデアやビジネス時間、世界規模でのコスト削減など優先している。一方、日本企業の場合には、現在持っているリソース活用しながら「プロセス改善」に注力している....

つまり、同じ「モノづくり」であっても、米国企業と国内企業の間に「異なる文化」が存在しているのではないかと思われる....

米国が国家をあげて「人材戦略」に注力していることは、2007年8月に成立した「2007年米国競争力法案」からも垣間見ることができる。同法案は、通称、パルミザーノ・レポートと呼ばれている「Innovate America」に基づいている。

内容は、「米国民オンリーではイノベーションに限界ある。世界の優秀な人材を青田買いしなさい・・・・」と。それだけ、世界で「人材」の重要性が高まりつつあるだろう.....

ところが、この「青田買い」だけでは、企業は創造的な人材を獲得することができないようだ。単に、出身校や成績優秀者などでは図れない創造的な能力があるという。

The War for Talent」の著者であるエド・マイケルズ氏によると、「企業は良質の人材を採用するためには、新たな採用戦略を確立しなければならない」と指摘している。また、採用に際しては、能力だけでなく、企業文化なども考慮することが大切になってくると指摘している。

下記は、米IBMが実施した世界の経営者(CEO)に対する調査結果である。現在、企業競争は世界レベルで、より一層厳しさを増しており、世界のCEOの65%が今後2年間に根本的な変革が必要であると指摘している。

そのため、企業は独創的で革新的な「アイデア」と「解決策」に向けて、イノベーションや人材戦略(技術者に限定されない)に注力はじめている可能性ある.....



「米Google、Social Graph APIサービス公開へ」

米Googleは2月1日、Web上のリンクから交友関係を抽出するWebサービスのAPIである「Social Graph API」を公開した。

どんなWebサイトであっても、「Social Graph API」は開発者にとってコンテンツとインタラクションの限界を打ち破るアプリケーション構築を可能にしてくれるツールである。

例えば、「Social Graph API」を利用することによって、SNSサービスを利用しなくてもブログ相互間でSNS機能を実現できる。つまり、それは「人間関係や、ポータル間のつながり」に関する情報を容易に入手することが可能となることを意味している。これら各種の情報は、XFNやFOAFといったマークアップフォーマットから判断している。

そういえば昨年11月、本ブログ(Prewire)にて、WWWの発明者である Tim Berners-Lee(ティム・バーナーズ・リー)氏のブログを紹介した。

*Prewire (WWW発明者のティム・バーナーズ・リー、「WWWはGGGを意味している?!」):

ご存知のひとも多いかもしれない。WWWは当初、アル・ゴア氏が進める全米情報基盤(NII)のもと、ネットワーク介した掲示板としての機能に注力していた。

その後、短い、シンプルな文章を介して、人は人と結びつき、アクセスし、コミュニケーションしながら、人と人の関係を構築していった。つまり、WWWは掲示板としての役割以上のもの、「コミュニティー」や、「人と人の連結」といった新たな価値が誕生することになった....とティム氏は述べている。

「非上場を狙うYang氏の影に、新たなプレイヤー News Corp浮上している・・・?!」

米マイクロソフトの米Yahoo買収提案に関する記事は、発表と同時に世界中に拡がっていった。それだけ、この買収のインパクトは大きいことが理解される。

果たして、この提案を米Yahooは受け入れるのだろうか?!

life is beautiful」ブログ(中島聡さん)によると、どうやらJerry Yang氏(Yahoo CEO)が同社の非上場を狙い、プライベート・エクイティと相談しているという(SILICON ALLEY INSIDER)。

そこで、中島さんは「人材」に注目している....

「この買収劇がもめればもめるほど得をするのはGoogle。今頃Yahooの優秀な技術者たちにはGoogleのヘッドハンターから声がかかっているに違いない....」

The War for Talent」の著者であるエド・マイケルズ氏によると、「企業は良質の人材を採用するためには、新たな採用戦略を確立しなければならない」と指摘している。また、採用に際しては、能力だけでなく、企業文化なども考慮することが大切になってくると予想される。

すると、今頃、GoogleのヘッドハンターはYahooの優秀な社員たちの「人材」獲得に向けて動き始めている可能性あるだろう。さらに、米TechCrunchによると、ヘッジファンドやプライベート・エクイティファンドが動き回っている背景には、ニューズ・コーポレーション存在あると述べている.....

2008年2月2日土曜日

「ビートルズのヒットメドレー、宇宙で演奏される・・・?!」

英国BBCニュースによると、来週、ビートルズのヒットメドレーが宇宙で演奏されるという。NASAの50周年記念イベントの一環だ。世界、いや、人類史上はじめての快挙である。

当然、コンサートに参加するのは・・・・「エイリアン?!」

「米マイクロソフト、米Yahoo!買収を提案(そのインパクトと影響とは・・・・?!)」

米マイクロソフトは2月1日、米Yahoo!に対して買収提案を発表した。買収金額は446億ドル(約4兆7500億円)だ。

同社のリリースによれば、インターネット・オンライン広告市場は、約400億ドル(2007年)から2010年に約800億ドルまで拡大すると予想している。今回、同社はYahoo!を獲得することによって、急成長するオンライン広告市場での地位を確立し、同市場でドミナントな米Googleに対抗する狙いがあるだろう。



今回のYahoo!買収について、マイクロソフトのCEOであるスティーブ・バルマー氏が社員に宛てた社内メールが公開されている(米TechCrunch)。「自分自身、興奮している。Yahoo!を獲得することで、成長するオンライン広告市場を狙う....」と。

これによって、買収後の姿はこの図をアクセスしてほしい。また、両社の固定費(社員数や営業経費など)も削減できると思われる。

米WSJ(Wall Stree Journal)の解説もアクセス可能だ。
同紙によると、両社は急成長するオンライン広告市場をターゲットにしている。しかし、両社の合併にとって課題も多いと指摘している。

一つには、すんなりと「独占禁止法や欧州地域の規制から承認されるか」分からない点だ。マイクロソフトは欧州地域で長きにわたり独占禁止法に関する裁判を続けてきたからだ。

二つ目には、「Yahoo!の経営陣の問題」だ。
これまた長期にわたり、両社は合併を検討してきたけれども、ついに決着できなかった。
Yahoo!のCEOであるジェリー・ヤン氏は、マイクロソソフトの買収提案を受け入れるだろうか。一方、今週発表されたYahoo!業績は低迷している。構造上の問題をかかえる同社にとって、62%のプレミアムは魅力的だ。

*MSFT : http://finance.yahoo.com/q/bc?s=MSFT&t=2y

*YHOO : http://finance.yahoo.com/q/bc?s=YHOO&t=2y

三つ目は、「組織文化の違い」である。
巨大化した大企業のマイクロソフトと、シリコンバレーの若きインターネット戦士たちの間に、シナジーは創出できるのだろうか。現在、人材戦争は過熱帯びてきており(日本は除く)、今後のビジネス舵コントロールが難しいものと予想される。

四つ目には、「Google拡大阻止する推進力」としての"MSFT + YHOO"の新たなビジネス勢力の存在だ。両社のシナジーが具体的になれば、Google対抗馬としての存在感が期待できるからだ。

ここで過去を振り返ってみよう。TechCrunchは興味深い記事を年頭に書いている。

マイクロソフトに対しては、「ウェブトップアプリを真面目にやれ」だ。理由としては、基幹アプリはウェブに移行しているからだ。ウェブアプリが攻めてくる前にトレンドに従いなさいと助言している。

また、Yahoo!に対しても、「トラフィックを使いなさい」である。Yahoo!の最大の資産は何といっても、その大きなトラフィックにある。構造改革を加速させて米国最大のトラフィック獲得を目指しなさいという。

果たして、この二つの命題はマイクロソフトによるYahoo!獲得により実現するだろうか。インターネット・ビジネスは大きく変化している.....

下記より、関連記事がアクセス可能。

*日経 (マイクロソフト、米ヤフーに買収提案・4兆7500億円、グーグル追撃):
米株式市場でヤフー株は一時、前日比50%以上急騰した...

*BBC (Microsoft wants to purchase Yahoo):
This consolidates the marketplace down to Google versus Microsoft. These two companies will be going head to head

*BusinessWeek (Microsoft Swoops In on Yahoo):
Yahoo has a distinct culture, comparable in some respects to a media company

*internetnews.com (Microsoft Looks to Buy Yahoo):
Google has roughly a 75 percent market share in paid search advertising

*CNET (マイクロソフト、米ヤフーに総額446億ドルの買収提案):
(Kevin Johnson氏) ある種の規模の経済がかなり素早く効力を発揮することができる

*CNET (塗り変わるか、検索の業界地図--マイクロソフトがヤフーに買収提案):
MSN、Yahoo、Flickr、Zimbra、そして、他にもある多くの資産が一つ屋根の下に存在することになる

*日経BP (米Microsoft,迷走の末の「Yahoo!買収」提案):
Ray Ozzie氏は、OfficeやXbox 360などの(マイクロソフトの)強みを、買収したYahoo!へ適用しながらイノベーション加速したい考えある.....

*日経BP (【続報】「グーグルの独占を阻止する」、米MSのバルマーCEOがヤフー買収提案で会見):
総額は446億ドル。これは日立製作所、富士通、NECの時価総額の合計に相当する....

*NY Times (An Offer Yahoo Can’t Refuse):
Because Microsoft is paying more than anyone else would be willing to pay for Yahoo

*Zdnet blog (Microsoft and Yahoo: Is it a threat to Google?):
But will the new company have any impact on Google’s domination of the search/search ad market? The short and dirty answer is no....

*Reuters (米株市場は続伸、マイクロソフトのヤフー買収提案で):
マイクロソフトによるヤフーへの総額446億ドルの買収提示が好感され買い優勢となった....

*NY Times (Eyes on Google, Microsoft Bids $44 Billion for Yahoo):
This is an order of magnitude larger and will require much more scrutiny and data(Carl W. Tobias)

*NY Times (Flickr Users Consider Their Potential Microsoft Overlords):
As long as Flickr continues to be reliable, and I can still post photos

2008年2月1日金曜日

「米シスコ、箱売りからソリューションへ・・・・?!」

本情報は、2007年12月、米国シリコンバレーで開催されたアナリスト向けブリーフィングの様子だ。いま、時代は「The World is Flat」。世界は情報に関して水平的につながってしまった。このような映像も、瞬時にYouTubeにアップされ世界中に拡がっていく....

米シスコのCEOであるジョン・チェンバース氏によると、同社は従来の「箱売りビジネス」から「ソリューション・カンパニー」へ転換していくと述べている。

そこで、疑問に感じることは、果たしてシスコのビジネス戦略の方向転換は、従来の伝統的なIT市場へどのようなインパクトを与えるのだろうか.....

今後も引き続き、PrimeTime(「続・それから」)にて世界のビジネス情報を追跡するつもりだ。

ビジネスはグローバル規模で変化している可能性ある・・・・?!

「We want to move from a box mentality – in individual groups to a total architecture across that. Not just for mobility, not just for video, not just for security; but how they will come together....」