WWWの発明者である Tim Berners-Lee(ティム・バーナーズ・リー)氏が、
同氏のブログで最新の考えを伝えている。
WWWは当初、アル・ゴア氏が進める全米情報基盤(NII)のもとで進められ、
国際的に拡がっていった。そのため、同氏はWWWのことをIII(国情報基盤)と呼ぼうと云っている。
WWWは、われわれがユーザーとして持っている潜在力を増大させる契機となった。
実現手段は、コンピュータではなく興味深い文章であった。
この短い、シンプルな文章を介して、
人は人と結びつき、アクセスし、コミュニケーションしながら、
人と人の関係を構築していったという。
つまり、WWWは手段であって、そのツールを使った結果、
「コミュニティー」、いや、「人と人の連結」といった新たな価値が誕生することになった。
ティム氏は次のようにコメントしている。
「We can use the word Graph, now, to distinguish from Web.
I called this graph the Semantic Web,
but maybe it should have been Giant Global Graph! Any worse than WWWW? ;-)
Not the "Semantic Web" term has been established for a long time,
I'm not proposing to change it. But let's think about the graph which it is.」
人と人のつながりが、新たな意味を持ち始めている可能性ある・・・・?!
米Microsoftは10月24日、SNS大手Facebookの株式1.6%を2億4000万ドルで取得すると発表した。これは、フェースブックの価値を150億ドルとみることを意味するだろう。
MicrosoftとGoogleのFacebook争奪戦、そしてGoogleのOpenSocialは、
Web広告収入をめぐる戦いに見えるかもしれない。
だが、しかし、もっとそれ以上に大きな意味を含んでいるのかもしれない。
そこで、Brad Fitzpatrick氏が注目しているのが「Social Graph」である。
「WWW」はツールとしての役割を終焉し、新たな人間ネットワークとして「GGG「Giant Global Graph」」を意味している可能性ある・・・・・?!
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