経営コンサルタントの大前研一氏(元マッキンゼー&カンパニー日本代表)は、
企業に求められるスキルについて語っている。
企業は、「世界に通用するスキル」に取り組まなければならないと指摘している。
同氏によると、この「世界に通用するスキル」とは大きく2つ。
一つ目は「コミュニケーション能力」であり、二つ目が「リーダーシップ」だ。
この二つの能力とは、単に、英語が話せるなどを意味していない。
相手が何を話しているのか、何を課題にしているのか、などを理解したうえで、
新しいアイデアや、いままで気づかなかった視点や
アプローチ方法などを提案しながら、
さらなる価値創出に結び付けていく能力のことを意味している。
施策としては、「訓練」しかないという。
下記より、大前研一氏の説明(動画)がアクセス可能です。
*大前研一氏 (日経BP: 自ら「世界水準」のスキルを磨き、次世代に備えよ):
http://www.nikkeibp.co.jp/1st/071113_omae.html
*日経BP: http://www.nikkeibp.co.jp/1st/071113_omae.html
米ガートナーのアナリストであるダイアン・モレロ氏は、
同氏の著書「IT Professional Outlook」のなかで、
企業のなかで、外部に目を向けたビジネス指向の
「能力センター」が大きな意味を担うようになる・・・・と指摘している。
この「能力センター」のことを、同氏は『Versatilist(バーサイタイスト)』と呼んでいる。
日本語では「多能なひと」のことを意味している。
私見になるが、大前氏が指摘する「世界に通用するスキル」と深い関係あるのではないかと思う。
また、昨日のブログでご紹介致したような、
MBAに求められる新たなソフト・スキルとしても、
このような『世界に通用するスキル』の重要性が高まりつつあると思われる。
*「PREWIRE: MBAプログラム、ソフト・スキルの見直しが大切に」:
href="http://prewire.blogspot.com/2007/11/mba-program-business-school-is-to.html
さらに、企業にとって、かつて体験したことがないくらいに、
イノベーションの重要性が高まってきていると予想される。
なぜならば、「Flat World」であるからだ。
クリステンセン教授が指摘している「Innovation Dilemma」を乗り越える一つの鍵が、
もしかすると、この「新しいスキル」、そして、「人財」にあるのかもしれない・・・・?!
*「PREWIRE: クリステンセン教授、企業にとってイノベーションの重要性が高まっている」
http://prewire.blogspot.com/2007/11/blog-post_11.html
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿