「The World is Flat」...
この言葉はニューヨークタイムス紙のコラムニストである
トーマス・フリードマン氏の著書タイトルだ。
世界は情報に関して水平的につながっている・・・
「The World is Flat」を可能にしたのが、「IT(情報技術)革命」である。
PC、Web、Web 2.0、モバイル(ケータイ)、インターネット、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)・・・など。
われわれが日々利用しているケータイ。やはり、このインターネット関連技術を適用している。つまり、われわれはIT(情報技術)を使う。いや、ITはわれわれの生活に欠かせないものになりつつあるだろう。果たして、われわれは「IT(情報技術)」を使いこなしているのだろうか。
例えば、「企業競争の激化」「グローバル化」「情報獲得手段の多様化」「ソーシャル・ネットワーク」「コミュニケーション能力」・・・など。
確かに、技術的には便利になった。だが、われわれの生活は大きな変化を余儀なくされつつある。企業が発表する新製品や新サービス情報は、瞬時のうちにインターネットを介して世界中に拡がる。また、従来、有償である情報(ニュース他)も、個人の努力次第では格段に情報収集能力を向上することができるようになった。さらに、Web 2.0技術により、人と人が容易につながることが可能になり、ネットワークの中にコミュニティ構築されている。世の中が変化するならば、われわれ自身も変化しなければならないだろう。
IT革命が進む中で、日本企業と米国企業の違いとは何か。
日本企業はIT(情報技術)の技術開発に注力してきた。
一方、米国企業が取り組んでいたもの・・・それは「自分自身を変える」こと・・・
新しい変化は、新しい価値観を含んでいる。過去の経験を適用することが難しい。「The World is Flat」のスピードに対して、個人も、組織も、経営者も、政治家も、(言語の壁をこえて)コンピュータやインターネットを使いこなさなければならない・・・
米国企業は、この新しい価値観に対応できるよう、組織を変えて、企業モデルを変えることに専念してきただろう。そして、新しいリーダーシップとして、トップダウンでなく、フラットな組織モデルにも注力してきたのでないかと思われる。
生きたデータ(Raw Data)はピラミッド型の意思決定モデルだけでは動かすことはできない。また、新しい価値観は長年にわたり構築してきた独自の販売網とカニバリゼーションを招く。だが、ビジネスにイノベーションは必須であるだろう。「技術が変わる」瞬間・・・「アーキテクチャーが変わる」。「アーキテクチャーが変わる」瞬間・・・「世界が変わる」。そして、われわれ自身が変わらなければならないだろう。"2.0"という言葉が持つ影響力と意味するところは大きく、そして深い可能性ある・・・
"We are the Web(ウェブはわれわれ自身である)"...心地よいユーザー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。
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