2010年3月28日日曜日

ダニエル・ピンク: 21世紀マネジメントはモチベーションに基づくアプローチが大切になる・・・

「モチベーション」とは、Wikipediaによると「動機づけ(どうきづけ、motivation/モチベーション、
モティベーション)とは行動を始発させ、
目標に向かって維持・調整する過程・機能である」という。
ひとが社会生活を営むうえで、何を目的にするのか。自主的に何を学ぶのか。
モチベーションは個人の行動ばかりでなく、組織が目指す目的にも大きく影響与えるだろう。

「モチベーションが大切である」・・・

このような言葉を発した途端、多くのひとは蒼くさいとか、
また、単なる精神論である・・・と指摘されるに違いない。
現代社会ではスピリチュアルな面よりも、
科学、高度なテクノロジーを駆使したマネジメントが重視されるからだ。
現在、多くの組織マネジメントは、高いパフォーマンスを発揮すれば報酬が得られる。
一方、期待に応じた成果を達成できなければマイナス評価になる。
つまり、ビジネス世界は、この「アメとムチ」のインセンティブが機能している。
だが、果たして、21世紀の新しい課題に、
「20世紀型報酬システム」は上手く働くのだろうか。
なぜならば、21世紀のビジネス課題は・・・「答え」が用意されていないから。

そこで注目されるのは、ダニエル・ピンクの「やる気に関する驚きの科学」だ。
このタイトルから分かるように、精神論ではなく科学である。
科学的な見地から「内的な動機付けに基づくアプローチ」が重要である。
また、20世紀型の報酬システムは社員の視野を狭めてしまう・・・と警鐘を鳴らす。



なぜ・・・?!

ピンク氏は、20世紀型の報酬システムは「科学」より「神話」であると切り捨てる。
「こうすればビジネスは上手くいく、結果を導ける・・・」と誰かが偶然に生み出したもの。
予め、答えが予測できる「If then式」は上手く行った。
しかし、創造的でクリエイティブに考えることに適していない・・・・と。

科学的な根拠として、カール・ドゥンカー氏、グラッツバーグ氏、ダン・アリエリー氏の実証実験結果を用いて説明している。ROWE(完全結果志向の職場環境)は、生産性は上がるがモチベーションは下がる。社員の相互なコミュニケーション機会は失われ、社員は個別最適(成果)に向かう・・・「ミスマッチ」・・・

大切なこと・・・それは「重要だからやる」「好きだからやる」「面白いからやる」・・・

いま、新しいマネジメント・アプローチとして「モチベーション」が注目される。
いや、もしかすると、かつての日本的マネジメントに戻るだけかもしれない。
企業にとって社員が大切。そして、企業にとって人材が人財であるという・・・・

これから始まる"しなやかな時代"に向けて。。。

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