米IBMが、世界のCEOを対象とした調査結果を発表した。同調査結果によると、“information omnivore(情報に貪欲なお客様)” と呼ばれる "新たなお客様" が増加していると指摘している。“information omnivore(情報に貪欲なお客様)” とは、インターネット上にある様々な情報にアクセスしている情報センス高い人たちを意味している。
このようなお客様は受け身的な役割から脱し、物事により深く関与する傾向にあるという。つまり、「消費者」は「プロデューサー」となりつつあり、仲間のために娯楽や広告のコンテンツを制作する一方で、ともにビジネスを行う相手先の企業には柔軟性や即応性を求めている。
このようにお客様の要求水準は高いにもかかわらず、多くの企業経営者はこのような変化を脅威と捉えていない。かえって、これら高い期待に応え、新しい市場機会を捉えるために自社の差異化の機会にしようと考えている。このような新たな変化に対応するため、今後、企業経営者(CEO)は今後3年間で投資額を22%増やす計画があることが判明した。
また、CEOは、CSR(企業の社会的責任)に関するお客様の期待が増大しており、CSRが企業の優位性において将来重要な役割を果たすようになると考えている。環境だけではなく、社会意識の高い製品、サービス、さらにはサプライチェーンをますます求める傾向が高まっていると指摘している。
このような社会意識の高いお客様に理解求めるために、企業経営者(CEO)は今後3年間に投資額を25%増やす計画あることが判明した。
つまり、企業はこの二つの新たな変化に対応しなければ、お客様から存在価値を認められなくなる可能性ある。いま、(世界の)企業経営者の意識は大きな転換点に直面している・・・・?!
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