2009年4月30日木曜日

「米ガートナー・フェロー、新型インフルエンザに対して、いま、経営者が取り組むべきこと・・・」

米国で新型インフルエンザの初の死者が発生したたようだ。
また、WHOは警戒水準を引き上げを念頭に、継続審議を続けている。
さらに、企業経営者はじめ、ITマネジャーは、
新型インフルエンザがビジネスに与える影響も考慮に入れなければならない。

新型インフル、米で初の死者 WHO、警戒水準引き上げ議論へ (日経)

米ガートナーのフェローであるケン・マギー氏は、
新型インフルエンザに対して、政府関係者、ビジネス経営者、
ITマネジャーに対して、次のように述べている。

1. 迅速で、しかも、正しい情報収集が大切である。
2. 政府関係者、ビジネス経営者、ITマネジャーは、
ビジネス・コンティニュープラン、
ディザスター・リカバリープランなどレビューを実施 および完了する。
3. ITマネジャーは、仮に、不慮の事態に備えて、
安全な労働力の確保、および営業活動を継続・保証するために
直ちに、その対応策を計画、テスト・確認し、
経営幹部やライン・マネジャーからの質問や
ビジネス・インパクト影響に応えられるよう準備行い、
社員のクロストレーニングはじめ、行動計画を立てることが大切である。

現在、厚生労働省では、新型インフルエンザ対策関連情報を提供している。
また、米国の「Pandemicflu.gov」において、
感染の最新情報、および、その対策情報など提供している。

"計画 & 準備"...心地よいユーザー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。

2009年4月29日水曜日

「HAL開発?! 米IBMが人口知能を持つコンピュータ開発中」(名前は何とWatson(ワトソン))

皆さん、映画「2001年宇宙の旅」を覚えているでしょうか。
そこで登場するのは、「HAL 9000」。人類史上最強のコンピュータだ。
アーサー・C・クラークとスタンリー・キューブリックのふたりが、
お互いにアイデアを出しあって製作したSF映画である。



実は、米IBMが「ワトソン(Watson)」と呼ばれる
人口知能を持った新しいタイプのコンピュータを開発中であるという。



ワトソン(IBM開発中のコンピューター)は、驚くほどのスピードで複雑な質問に対して的確な回答を決定する能力を持っている。米国の人気クイズ番組「Jeopardy!(ジョパディ)」に登場し、人間とコンピューターが対抗する番組を製作計画しているという。

IBMのワトソン開発チームのリーダーを務めるデービッド・フェルーチ博士は、次のように語っている。

「自然言語の質問に対する的確な答えを判断し、回答について正確な信頼性を計算するという人間の能力に対抗できる今までにないシステムを開発するというチャレンジです。この信頼性を処理する能力が鍵となります。IBMのアプローチは、従来の検索とは大きく異なり、また有用な質問応答のビジネス・アプリケーションの実現に欠かせません。ワトソンを構築する基礎的な質問応答技術の進展は、いままでコンピューターには手の届かないものだった人間との言語関連作業の協業が行えるインテリジェントなコンピューティング・システムの理解、開発を目指していく上で重要です」と。

映画では、行き過ぎた文明は時として人間たちを苦しめることになる・・・と警告している。

そして、ボーマンはHALの思考回路を停止する。



エンディング



HAL・・・



"技術 vs 人間"・・・心地よいユーザー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。

ニューヨーク上空を飛ぶエアーフォースワン

昨日、ニューヨーク上空を旅客機と戦闘機が並行して飛んだ。
この風景を見て、ニューヨークとニュージャージーはパニックに陥った。
市民には911の記憶が蘇ってきたからである。

だが、実は、エアーフォースワンの写真撮影であったようだ。
市民に事前通知はなかったという・・・





2009年4月28日火曜日

「富士通、クラウドサービスを発表」

富士通は同社の新しいサービスであるクラウドサービスを発表した。
当社は、クラウドコンピューティング時代に向けて、信頼性・セキュリティ・可用性・拡張性・省エネルギーを高いレベルで実現するクラウドサービス基盤「Trusted-Service Platform」を構築、本日より順次サービス提供してまいります。

あわせて、お客様のクラウドサービスを利用したお客様のICT(注1)システム構築を実現するため、業務プロセスの可視化を行いながら、コンサルティング、企画・導入を行うインテグレーションサービスを提供します。

当社のクラウドサービスは、企業のICTシステムへの適用、膨大なデータを収集し活用するセンシング分野や、高度なセキュリティ、信頼性が求められる社会システムに適用することにより、お客様の新しいビジネスや産業を創出するサービスへの展開も視野に入れています。

これにより、お客様は、ネットワークの形態や利用端末・場所を意識せずにICTを活用したサービスを迅速に、そして必要な時に必要な分だけ利用でき、経済環境の変化に対応したICT資産の最適な運用が行え、ビジネスの強化が図れます。
富士通が目指すクラウドサービスとは、イノベーションを支える価値創造型のICT基盤である。
トラステッドなクラウドサービス基盤「Trusted-Service Platform」とは、システムリソース、ネットワーク、セキュリティ、マネジメントサービスを提供する大規模仮想化プラットフォームであるという。

富士通によると、トラステッドなクラウドサービス利用により享受できる価値は4つ。
1. 自社でICTインフラを極力、所有・運用することなく、必要な時に必要な分だけのICTを活用できる。
2. 新規開発、業務改善のためのアプリケーション開発をオープンな環境で迅速・低コストに行える。
3. 意識しなくても安心・安全に使え、グリーン化に対応し、運用状況の見える化ができる。
4. 企業のお客様や現場とのコミュニケーション・コラボレーションを容易にし、フィールド・イノベーションを加速する。

また、富士通のクラウドサービスには、システムリソース、ネットワーク、セキュリティ、マネジメントサービスなどが挙げられる。主な特長としては、

・お客様が自社でICTシステムを所有、運用管理することなく、必要な時に必要な分だけICTシステムを活用できる環境を提供。
・お客様のビジネスに対応したアプリケーション開発、運用管理をタイムリーに低コストに構築する環境を提供。
・高度なセキュリティ技術によりクラウド内のICTシステムを安心安全に維持し、稼働状況の見える化により最適な運用環境を提供。

お客様の新しいビジネスを創出する富士通のクラウドサービス (富士通)



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「大前研一氏、世界の金融機関損失は巨額に顕在化している」

IMF(国際通貨基金)は4月21日、
世界金融機関の損失額は4兆540億ドルにおよぶと発表した。

大前研一氏によると、流動性を確保するため、
見せ金を用意しなければならない。
また、IMFはその都度に予想を変えるため、
今後、損失額は変化する可能性あると指摘している。
さらに、米国資産査定の結果について、
米大統領上級顧問は、大手19行対象の資産査定、
所謂、ストレステストの結果を報告している。
いくつかの銀行資本が著しく減少しているという。

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「富士通幹部、グリーン・イニシアティブ重要性をアピール」

富士通幹部、グリーン・イニシアティブの重要性をアピール・・・
Atsuhisa Takahashi can attest to this with all sincerity and accuracy. Takahashi-san is President of Corporate Environmental Affairs at Fujitsu.
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2009年4月26日日曜日

「リーダーシップとは、逆ピラミッド組織の一番下側に位置している・・・」



「リーダーシップ」とは何を意味しているのだろうか?!
果たして、ピラミッド組織の頂点に立ち、命令や指示を出す意思決定者を意味するのだろうか。

人間は単独で社会生活を続けることが困難である。
そこで集団を形成し、社会を構築してきた。
社会を構成する組織として一番小さなものが「家庭」であり、
また、一番大きなものが「企業」や「国家」であるだろう。

社会は大規模な組織を維持するため、
機能に従い分業化することにより効率化を実現している。

人間は誕生してから死去するまで継続して社会の構成員であり、かつ、
われわれが生活する社会の行為者でもあるのだ。
その行為を労働と呼び、労働の対価として報酬を獲得している。

国家、地方自治体、企業などは各々、大規模な組織を維持・発展するため、
毎日、多くの意思決定判断を余儀なくされる。目的は、社会に貢献するためである。

先週、テルモ株式会社 代表取締役会長である和知孝氏の言葉に深く感動した。

和知氏によると、『リーダーの条件』とは、
「人の心に火を点けること」であるという。

しかも、驚いたことに同社では成果主義をはずす活動に取り組み開始している点だ。
テルモでは、「アソシエイト・プライド」と呼ばれるチーム性を重視している。
目指す企業風土は、「全員で考える」。
そのため、「安住」「指示待ち」「無関心」は許されなくなる。

さらに、皆が避けることをリーダーが率先して取り組む点である。
リーダーとは、「自らやる」(実行主体)、「難しいほうをやる」(責任)、
「自流でやる」(人材/実行力)が大切になるという。

「リーダーシップ」とは、ピラミッド組織の頂点に立つものではなく、
ピラミッドを180度回転させ、
頂点を一番下側にした最下端に位置するのが
日本が目指す「新しいリーダーシップ像」であるかもしれない・・・と実感した。

そこで思い出されるのが、ピーター・ドラッカー氏の言葉である。

「わたしたちに必要とされているのは、リーダーを待望する姿勢ではなく、
リーダーの登場を恐れることなのです。彼らが象徴しているものや、
彼らが代弁する価値が信頼に値するか、それを見極めることなのです」と。

ドラッカー氏が言いたかったこと・・・それは「カリスマ性」の否定に他ならない。

「リーダーシップ」とは、逆ピラミッド組織の一番下側で現場を応援する「縁の下の力持ち」を意味するのでないだろうか。

2009年4月21日火曜日

「大前研一氏、塗り替えられる自動車業界の世界地図」

独フォルクスワーゲン社は、同社の第一四半期の販売台数に関して、
トヨタ自動車を抜いて首位となる見通しと発表した。
前年同期比11%減の139万台。独の販売奨励策が寄与した。

大前氏によると「今後、自動車競走はGMとトヨタでなくVWとトヨタになる。
トヨタがVWと競争していくためには、もう一度や二度、生まれ変わらねばいけない」という。

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2009年4月20日月曜日

「回転木馬(Carousel )」 - フィリップス社が提供する エンドレス・コマーシャル

「回転木馬(Carousel)」...

今回、この動画はフリップス社のテレビ宣伝(「Philips 21:9 LCD TV」)として作成されたものである。製作は、アダム・バーグ氏(Adam Berg)と、スティンク・デジタル(Stink Digital)。
2分19秒という短い時間。しかし、映像は凍結された瞬間を克明に伝える。
また、カメラのトラッキング・ショットが一層、事件現場の臨場感を引き出す効果を発揮しているだろう。

・広告代理店 : Tribal DDB(オランダ アムスレルダム)
・グローバル・クレイエイティブ・ディレクター: Neil Dawson
・クリエイティブ・ディレクター: Chris Baylis
・アート・ディレクター : Mariota Essery, Andrew Ferguson
・コピーライター : Carla Madden, Chris Baylis
・製作会社: Stink Digital London
・監督: Adam Berg
・プロデューサー: Simon Eakhurst, Stephen Brierley

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2009年4月19日日曜日

ハリー・ポッターと謎のプリンス

Harry Potter and the Half Blood Prince 5th Trailer

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2009年4月14日火曜日

大前研一氏、中国金融:輸出減の中、銀行融資が急増

驚くのは・・・「中国の新規銀行融資額の推移」である。
政府が銀行にお金を融資したならば、その大半が表に出ている。
そのため、不良債権の審査などが十分に手当てされていないようだ。
また、驚くのは「中国家計」だ。何と、一般家庭の貯蓄率は「28.8%」。
一方、日本は高齢化や所得低下に伴い、貯蓄率は「3%」という。

「中国金融」・・・心地よいユーザー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。

2009年4月11日土曜日

「Rubyのまつもと氏、ソフトウェアは工業製品ではない」

@ITによると、Rubyの生みの親としてしられるまつもとゆきひろ氏が、InfoQ主催のイベント「QCon Tokyo 2009」(4月9日)の基調講演において、「ソフトウェアとは何であるのか」について語ったという。

まつもと氏によると、

「世界に冠たる日本の製造業のノウハウを適用することで生産性を上げることができるに違いないという発想がありますが、ソフトウェアは工業製品ではない。そうした誤解を正していきたい」

自分も、かつて、アンダーセン・コンサルティングの「Method-1」を使い、ウォーターフォール式のシステム開発、モジュール開発など経験した。当時、いかにすれば、プログラミング品質を保ち、同時に生産性を上げるにはどうしたらいいのか・・・夜遅くまで仲間と酒を交え語りあった・・・

また、ベーシックで開発したバイナリーコードをUNIX上で動かすなど、冒険?! いや、興味ある体験がたくさんできた。確かに、ソフトウェア開発はソースコードを見た瞬間、「驚く」ことがある。まるで「芸術!」「プロフェッショナル」、また、「お化け」「スパゲッティ」「追えない」「追う気になれない」・・・など。だが、欧米式のモジュール開発では、この属人性を排除し、再生産性、維持・保守容易性などを徹底的に最適化してきた。米サン・マイクロシステムズの創業者であるビル・ジョイ氏も、Java開発のベーシック概念として、「ソフトウェア開発の品質向上」に高い関心を持っていたようだ。ビル氏は、社会インフラを支えるには、ソフトウェア・コンポーネントの再利用性、品質は避けて通れない・・・と考えたからだ。まつもと氏が話されるように、ソフトウェア開発そのもの自体はアートを意味していないだろう。だが、人、個人の考え、思い、感情が色濃く反映されると思う。もしかすると、大切なこと・・・それは"エクスペリエンス"・・・

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「Moon(ムーン)」(映画)

6月に米国で公開予定のSF映画をご紹介します。

Moon」...

ストーリーは、月で働く宇宙飛行士の物語。
時代背景には、地球のエネルギー危機が・・・
天然ガスのヘリウム3を採掘するために彼は月面基地セレネに配属される。
だが、彼は、たやすく地球に戻ることができないことに気がつく・・・
監督はダンカン・ジョーンズ。主演はサム・ロックウェル。

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2009年4月10日金曜日

ネットワークの向こう側は・・・(グーグル・コンテナ・データーセンター)

ご存知でしたか...ネットワークの向こう側がどうなっているのか...

グーグル・コンテナ・データーセンター・・・心地よいユーザー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。









2009年4月9日木曜日

「セグウェイ・プロトタイプ P.U.M.A」(動画)

プロジェクト「P.U.M.A」をご存知でしょうか....それは「セグウェイ」のプロトタイプのこと....
We’re pleased to introduce you to the Project P.U.M.A. (Personal Urban Mobility & Accessibility) prototype. It’s a working concept of what’s possible when you put together smart minds with the goal of setting a new vision for the future of urban transportation.
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Introducing Project P.U.M.A.(Segway)

2009年4月3日金曜日

「モニターが、オペレーターのジェスチャーを認識する・・・」

「モニターが、オペレーターのジェスチャーを認識する・・・」

「Opera Face Gestures」....

"タッチ・インターフェース"....心地よいユーザー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。

「ネットワーク(グーグル検索サービス)の向こう側はどうなっているのか・・・・」

皆さん、検索サービスの「向こう側」はどうなっているのか、ご存知でしたか。
これはグーグルのデータセンター・コンテナ映像です。

まるでスペース映画を見ているようです。宇宙人が攻撃しても、人類存続に大切なデーターは守る・・・なんてね。

データセンターの基本的なデザイン考え方は、「電力は上に、水は下に」。
同データセンターには、45個のコンテナが格納されています。
また、各コンテナ内には、最大で1160個のサーバーを収納可能。
このようなデータセンターを、2005年に構築していました。

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2009年4月2日木曜日

「グーグルのカスタム・サーバー映像」

皆さん、検索サービスを提供しているGoogleが、独自にサーバーをつくっているのをご存知でしょうか。興味ある映像、「Googleカスタムサーバー」がYouTubeのなかで紹介されています。
説明によると、ピークパフォーマンス、および電力効率を考慮したデザインだという。

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