故ピーター・ドラッカーは、「日本」に対して次のように述べている。「情報経済が主軸となる新時代の世界経済のもとで、最も苦労するのは日本である・・・・」。
なぜ、米国は資本主義社会の中で長期にわたり世界経済を主導できたのか?!
おそらく、彼らの競争力であるナレッジ・ワーカー(知識労働)の生産性を高める努力を『継続』したからではないだろうか。
「ナレッジ・ワーカー」とは、Wikipedia(米国)によると、それぞれの専門分野において、高い情報処理能力を持つプロフェッショナルを意味している。
「Knowledge workers in today's workforce are individuals who are valued for their ability to interpret information within a specific subject area.」
例えば、教師、法律家、アーキテクト、外科医、看護士、エンジニア、科学者など挙げられる。IT(情報技術)が社会に浸透、拡大続けるに従い、これら情報専門家(ナレッジ・ワーカー)の数も急速に増えるだろう。
「Knowledge workers may be found across a variety of information technology roles, but also among professionals like teachers, lawyers, architects, physicians, nurses, engineers and scientists. As businesses increase their dependence on information technology, the number of fields in which knowledge workers must operate has expanded dramatically.」
しかし、この「情報専門家」「ナレッジ・ワーカー」に新しい変化が見られる。この新しい変化とは・・・・「ソーシャル・メディア」だ。いま、誰もが簡単にネットワークにアクセスできる。また、ネットワークを介して、人とヒトが容易に"つながり"(Connected)、コミュニティを構築開始している。
もしかすると、ドラッカーは「ナレッジ・ワーカー」の未来を予見していたのかもしれない。いま、「ナレッジ・ワーカー」の意味(定義)は大きく変化しつつあるだろう・・・なぜなら、いま、変化の真っ只中にあるマシンは・・・わたしたち自身を意味しているから・・・
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