2008年11月7日金曜日

勝者を大胆予測 クラウド・コンピューティング競争の構図 - 日経

日経に興味ある記事が掲載されている。IP Devices代表である岸本 善一(きしもと ぜんいち)氏は、(クラウドコンピューティングの)勝者を大胆予測している。

勝者を大胆予測 クラウド・コンピューティング競争の構図 (日経)

すでに、クラウドコンピューティングの定義に関しては、多くのアナリストたちが説明を実施している。下記動画は、米フォレスター・リサーチのFrank Gillett氏である。同氏は、クラウドコンピューティングは大きく3つのスタイルがあると指摘している。



岸本氏の説明のなかで興味深い内容はシスコに関するものだ。同社は、VMwareとの協業で「Data Center 3.0」というソフトウェアを拡張し、データセンターのリソース全てを仮想化しクラウドを実現しようとしていると指摘している。
....ネットワーク機器大手のシスコシステムズはハードウエア機器を製造・販売する会社だが、最近はソフトウエア会社へと脱皮を図っているかのような動きをしている。VMウエアとの協業で「Data Center 3.0」というソフトウエアを拡張し、データセンターのサーバーや記憶装置(ストレージ)、ネットワーク機器などのリソース全てを仮想化しクラウドを実現しようとしている。

下記動画は、シスコシステムズのCEOであるジョン・チェンバース氏が行った最新の講演内容(Gartner Symposium/ITXpo 2008)だ。同氏は、製品を中心としたビジネスではお客様はコスト削減に高い関心を持っていたと指摘。キーワードは、生産性、コスト削減、スピード、スケーラビリティなど。その後、ERP導入が進んでいった。チェンバース氏は今後、FacebookやYouTubeなどに見られるソーシャル・ネットワークのコンセプトに注目していると述べている。



さらに、下記動画は、米国調査会社IDCのアナリストであるFrank Gens氏の講演(IDC Directions 2008)である。同氏は、Microsoft、IBMなどのエンタープライズベンダーのイニシアティブのなかにクラウドコンピューティングが位置づけられていると指摘している。



「クラウドコンピューティング」....「オモテナシ in the pocket」...心地よいカスタマー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。

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