2008年11月9日日曜日

「ソニー、トップダウンで変革へ・・・」(ジョブズ氏の元側近をヘッドハンティング)

米ビジネスウィーク誌によると、ソニーがトップダウンで変革に取り組んでいるようだ。しかも、注目されることは、米アップルのスティーブ・ジョブズ氏の側近で働いていた幹部(シニア・エグゼクティブ)を招きいれいる点である。同氏の名前とは、Tim Schaaff氏。Tim氏はアップル時代にソフトウェア開発のシニア・バイスプレジデントを担当していた。現在、同氏はストリンガーCEOに対して直接にレポート報告している。

Tim氏の言葉は明確だ。

「everyone-pulls-in-the-same direction attitude」(組織が皆、一緒になり一つの方向を目指す)



ソニーは大企業である。そのため、社員は部門をまたがり協力することが難しくなってしまった。つまり、成果主義は部門ごとの独立性・主体性を高めることに寄与してきた。一方、現場の社員たちは、部門をまたがりお互いに協力することが難しくなってしまった。

さらに、ハードウェアとソフトウェアの間にある距離が著しく縮まりつつあることが、ソニー幹部の説明からも理解することができる。

「 "Today there's much closer integration between hardware and software," says Peter Dille, the Sony executive responsible for the PlayStation Network.」

つまり、お客様の意識が変わっているのだ。お客様が変化しているのだから、製品やサービスを提供する企業側も変わらなければならない・・・・

ところが、Tim氏の説得にもかかわらず想像以上の抵抗があったらしい。

「Despite Schaaff's successes, there's still plenty of resistance to his efforts. 」

そこで、ストリンガーCEOは、各部門やグループ会社をまたがる「United Service Steering Committee」のトップとしてTim氏を据えたという。

「Stringer asked young software engineers to sit in the front. That forced some senior executives to the back, sending the message that the CEO was serious about change.」

"everyone-pulls-in-the-same direction attitude"(組織が皆、一緒になり一つの方向を目指す)....Deeper customer experiences, we are asking for......

Sony Chases Apple's Magic (BusinessWeek)











0 件のコメント: