2008年3月4日火曜日

「米IDEOのデビッド・ケリー氏、デザインの未来は人間中心に・・・・」

果たして、イノベーションとは何を意味しているのだろうか。
そこで、Wikipediaを調べてみる。すると、

従来どおりの意味からすると、

1. the act of introducing something new: something newly introduced (The American Heritage Dictionary).
2. the introduction of something new. (Merriam-Webster Online)
3. a new idea, method or device. (Merriam-Webster Online)
4. he successful exploitation of new ideas (Department of Trade and Industry, UK).
5. change that creates a new dimension of performance Peter Drucker (Hesselbein, 2002) the process of making improvements by introducing something new

つまり、何か新しい働き、機能や特徴などが、製品、サービス、オペレーションなどに適用され、新しいものへ変化することを意味しているだろう。

ビジネス面では、オーストリアの経済学者ヨーゼフ・シュンペータ氏が、同氏の著書である「経済発展の理論」の中で用いたのが始まりという。シュンペーター氏は、「新しい財貨の生産」「新しい生産方式の導入」「新しい組織の創出」「新しい販売先の開拓」「新しい仕入先の獲得」の5つを指摘している。

つまり、「イノベーション」と言っても、ひと言で説明することが難しいのが実情だろう。

本日、ご紹介するのは、デザインのイノベーションに挑戦するIDEOである。
同社のデビッド・ケリー氏のプレゼンテーションが下記よりアクセス可能だ。



IDEOでは、イノベーションを起こすために、「理解」「観察」「視覚化」「評価と改良」「実現」のプロセスを実施し、新しい「おもてなし」や、新しい「エクスペリエンス」に反映している。つまり、IDEOはイノベーションに挑戦しいる企業といえるだろう....

話は変わるけれども、最近、ニュースなどで「宇宙ロケット打ち上げ成功!」と聞いて感動しないひとが増えたのではないだろうか....おそらく、30年前、50年前、100年前、「人類が月の上を歩いた....」と話したならば、きっと相手にされなかっただろう.....

もしかすると、人類を地上に縛りつけていたのは、重力ではなくして「不可能を可能と思わない」、そして「目の前の課題に気づかない」われわれ自身であるかもしれない....

つまり、「イノベーション」とはいままで不可能であったことに挑戦し、様々な課題やハードルを乗り越えることを意味しているのかもしれない.....

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