2008年6月24日火曜日

「米HP、プリンタ事業を再編へ」

米Hewlett-Packard(HP)は、同社のプリンタ・ビジネスを再編する計画があるという。米WSJによると、Vyomesh Joshi氏はレーザージェット、インクジェット、グラフィックス、サプライ品、エンタープライズの5部門から構成されるプリンタ事業に関して、インクジェット、サプライ品の二事業は、Webソリューションと一緒になり、レーザージェットとエンタープライズを統合し、最終的には三部門に集約する計画があるという。
Hewlett-Packard Co.'s Vyomesh Joshi, the printer chief whose unit once delivered most of the company's profit, had to act three years ago to shift focus as the Internet threatened to reduce consumer printing. Now, he is remaking the business again.
H-P to Consolidate Printing Operations (WSJ)

話は変わるけれども、米HP創業の原点とは、「HP way」「ガレージ精神」ではないかと思う。スタンフォード大学の同級生だったビル・ヒューレット氏とデイブ・パッカード氏は1939年にHP(ヒューレット・パッカード)を設立した。パロアルトのガレージで作られた最初の製品はオーディオ発振器、つまり音響技師が使用する電子計測機器であった。

「HP way」そして「ガレージ精神」とは、(1)技術開発に重点を置いている、(2)長期的に物ごとを考える、といったチャレンジ精神にあったと思われる。つまり、シリコンバレー起業スピリットのベースとなった・・・。

さて、HPのプリンタ事業再編について、継続してお客様から身近で信頼されるパートナーとなるために、同社の「ひと」「モノ」「お金」はどのように計画されているのだろうか。なぜならば、経営資源となるリソースは限られているから・・・。

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