IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社は、IBMが世界の主要企業のCEOを中心に行った調査結果「IBM Global CEO Study 2008」を発表した。
今回の調査では、企業が競争に勝つために抜本的なイノベーション(変革)が必要と考えているCEOは、世界全体では83%であるのに対し、日本では96%と、日本が世界で最もイノベーションに積極的な地域のひとつであることが判明した。
一方で、世界全体および日本のいずれにおいても、過去に抜本的な変革を実現できたと回答したCEOは約6割に留まっており、変革の必要性は認識していても大きな変革を成功に導く実行力が課題であることが明確になったという。
IBMが指摘する「イノベーションを継続する未来企業のあるべき姿」の5つの要件とは、
1. 「変化の速さを機会ととらえる」
2. 「顧客の想像を超える」
3. 「世界中の優れた能力を活用する」グローバル・インテグレーション)
4. 「ビジネスの常識を破壊する」
5. 「社会問題に誠実に取り組む」
IBM調査、抜本的なイノベーションが必要と考えるCEO、日本は96%に (日本IBM)
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