2008年3月29日土曜日

「米マイクロソフトが考えるヘルスケアーの未来イメージとは・・・・」

米マイクロソフトが考えるヘルスケアーの未来イメージについて、下記より動画アクセス可能です。

「米アマゾン、クラウドに新機能を追加・・・・」

米アマゾンドットコムは、同社が提供しているクラウド・コンピューティングサービス「Amazon EC2」に新機能を追加したと発表した。新たに追加された機能は「Elastic IP」、「Availability Zones」の2つ。

短く表現するならば、「フォールト・トレラント機能」が追加された。Elastic IPとは、特定のインスタンスに割り振られたIPアドレスを、動的に別のインスタンスに変更する機能だ。また、Availability Zonesとは、インスタンスが稼働する物理サーバを選択できる機能だ。この機能を適用することによって、異なる国、異なる地域でインスタンスの冗長化が実現される。








「The World is Flat」、この言葉は米NY Times紙のコラムニストであるThomas L. Freidman氏が執筆した本の題名だ。同氏は5年前、日本に来日した際に、次のように述べていた。「いま、起きている変化、つまり、"Globalization 3.0"とは、目で確認することができない。変化はネットワークの中で起きているんだ。だから、その変化を知ろうと努力しなければいけない。現場だけではなく、経営者だって努力しなければいけない。個人も、そして、組織も皆、学習を継続することが大切である。そんな時代に、われわれは生きている・・・・」.....(用意はいいですか)Are You Ready?!

2008年3月28日金曜日

「米IBM、Cloudでジョージア工科大学とオハイオ州立大学と提携・・・・」

米IBMは、クラウド・コンピューティング研究に関して、ジョージア工科大学とオハイオ州立大学と提携したと発表した。

狙いは、「Critical Enterprise Cloud Computing Services」(CECCS)だ。クラウド・コンピューティングのエンタープライズ利用サービスの可能性を追究するため。特に、仮想データセンタにおける「self-managing features」(自律運用や自己回復能力)に注力すると述べている。



そして、米IBMが注目している5つの新技術とは.....

「"つながる"、"Connected"・・・・・」

最初は些細な小さなことかもしれない....だが、それが「つながる」ことによって大きなチカラへと変化する.....

2008年3月27日木曜日

【ご案内】 プロフェッショナル・マーケティング情報 PrimeTimeメールサービス開始!!

PrimeTimeメール・サービス開始致しました。

■『PrimeTime(フラットワールドの未来を考える)』
URL: http://www.mag2.com/m/0000258266.html
PrimeTimeとは、皆と一緒につくる「続・それから」。「それから」は、夏目漱石が「日本 vs 西洋」の関係から連載したもの。日本は二度目の自我確立の過程にある。今度は、「フラット・ワールド」。ピーター・ドラッカーの遺言、「自らをイノベートせよ!」を貫徹する。PrimeTimeは、次世代の日本に大切なプロフェッショナル・マーケティングを発信していく?!・・・・「Togerther! imagine it! You PrimeTime!」

2008年3月26日水曜日

「米フォレスター、ソーシャル・ネットワークにビデオ果たす役割は大きい・・・・?!」

米フォレスター・リサーチのJosh Bernoff氏(Vice President & Principal Analyst)によると、ソーシャル・ネットワークの中へビデオを適用することが、人びとを惹きつける効用ある点を指摘している。果たして、なぜ、高い効果が期待できるのだろうか?!

もしかすると、彼ら(マーケティング・プロフェッショナル)は利用者の立場から理解しているのかもしれない・・・・「何が人びとを惹きつけるのか」「何が面白いのか」「魅力的な企業ビジョンは何なのか」「差し迫った課題とは何か」.....

2008年3月24日月曜日

「Greenpeace、環境保護で東芝とサムスンが最高得点に・・・・」

環境保護を推進する団体である「Greenpeace」(アムステルダム)では、2006年8月に作成した「Guide to Greener Electronics」に基づき、18社の企業をランク付けした結果を発表した。

同調査結果によると、東芝と韓サムスンが同点(7.7)でトップに位置している。その背景には、テレビやゲーム機器などの環境対策(化学材料やリサイクル)に対する消費者の関心の高まりが指摘されるだろう。グローバル競争に勝ち残る一つのオプションとして、環境対策における「信用」「信頼」は欠くことのできない要素と思われる.....

2008年3月23日日曜日

「米Google Newsのアーカイビング・アクセス、NY Times紙およびTime誌に対応・・・・」

米Googleの「Josh Cohen氏をご存知だろうか。
同氏とは、Googleが提供しているニュース・サービス「Google News」のビジネス・プロジェクト・マネージャーだ。

Cohen氏によると、Googleが提供しているGoogle Newsの保存期間は短い。そのため、メジャーなメディア媒体のニュースなどをアーカイビングすることにより、長期にわたるデータ・アクセス利用できるように計画しているという。



最近では、米NY Times紙、および、米Time誌のアーカイビングを完了したと述べている。果たして、Googleの狙いとは何か・・・・?!

「米IBM、Eclipseベースのモバイル・ソフト開発プラットフォーム発表へ・・・・」

米IBMは3月20日、Eclipseベースのソフトウェア開発プラットフォーム「IBM Lotus Expeditor 6.1.2」を発表した。開発者は、携帯端末向けにWeb2.0アプリケーションを開発できるという。同プラットフォームは、Eclipseの「embedded Rich Client Platform(eRCP)」モデルを適用している。



詳細なデモンストレーション動画は下記よりアクセス可能。

1. 「Lotus Expeditor Car Rental Customer Service

2. 「Lotus Expeditor and Lotus Forms

3. 「Lotus Expeditor Mobile Insurance Adjuster

2008年3月22日土曜日

「Green IT、5つの施策とは・・・・」

われわれは毎日、当たり前のように電子機器を利用している。いや、ケータイやPCなどは生活の一部としてすでに社会に浸透しつつある。だが、これらが消費している電力量を気にしているひとは極めて少ないのではないか・・・・

現在、IT(情報技術)が消費している電力量は顕著な増加傾向にあるだろう。
このまま意識しなければ、将来、企業が負担する電力料金も大きな課題となる・・・・「Green」および「Green IT」は無視できない大きな課題となりつつある。



そして、米InformationWeek誌のCora Nucci氏によると、データセンタの「Green IT」として、5つの施策が想定されるという。

1. 「Cool Your Data Center」(人為的な施策)

2. 「Use Fewer Devices」(使用する機器を減らす)

3. 「Manage Your Power」(電力供給をマネージする)

4. 「Consolidate Servers」(仮想化ツールの適用など)

5. 「Practice Storage Management」(ストレージ管理の実践)



2008年3月20日木曜日

「米IBM、欧州最初のクラウド・コンピューティングセンターを設立へ(ダブリン研究所内に)」

米IBMとIDAアイルランドは、ヨーロッパで最初のクラウド・コンピュータセンター設立したと発表した。新しい施設はダブリンに置かれ、クラウド・コンピューティングにおける研究とサービスに関して、ヨーロッパ、中東、およびアフリカに向けた「ハブ」としての役割を果たす予定だ。

これらセンターを通して、IBMのエキスパートらはクラウド・コンピューティングを適用したテクノロジー研究と事業開発を実施し、また、直接にローカルなクライアントとともに協働していく計画があるという。

「IBM Idea Factory for Cloud Computing」は、ダブリンの同センタからクライアントに提供される新しいサービスの一つである。新しいビジネス・アイデアの開発を支援するため、Web 2.0テクノロジーを活用しながら、ビジネス・プロフェッショナル・コミュニティなどのソーシャル・ネットワークなど提供を計画している.....

「Make、つくろう・・・それは素敵なエクスペリエンス!」

皆で「Make」「つくろう」・・・それは素敵なエクスペリエンス、そして、出会い.....

2008年3月19日水曜日

「YouTube、高画質(HQ)再生が可能に」(オプション選択より)

まだ、一部の動画のみサポートしている様子だ。YouTube動画で、画像下のオプション(「Watch this video in higher quality」)を選択することにより、高画質(HQ)再生が可能だ。ご存知のように、YouTubeはGoogleの傘下にある。今後、HQ(高画質)サポートの動画は増えていくものと予想される.....



「YouTubeで発見、米EAが開発中のSporeとは・・・・?!」

EA(Electronic Arts)が新しいゲームを開発中だ。Sporeは、Maxis社が開発しているリアルタイムシミュレーションゲームだ(MaxisはEAが買収)。2008年9月発売予定。現在は最終調整段階に入っている。製作指揮はウィル・ライト。



どうやら、Sporeは「変わった生き物」を使い、多様なコミュニティをつくろうとしている・・・・?!

2008年3月17日月曜日

「アップルのSDK、ユーザー指示を獲得している・・・?!」

米アップルは3月6日、同社のSDKのデリバリーを発表した。すでに、一部のメディアなどでは、10万以上の開発者が同SDKをダウンロードしていると伝えている。



上記の動画は、3月6日に米FOXで放送されたものだ。
FOXによると、アップルのSDKはデリバリー時期は遅くなったものの、「利用者のハートを掴んでいる」と述べている。アップルは現在、iPhoneの企業向け戦略を強めており、携帯電話市場で大きなシェアを獲得しているRIMのブラックベリーとの競争はより一層強まってきていると説明している。

つまり、アップルの動向はビジネス・ピープルから注目されていることが理解される。一方、米Googleの株価は大きく低下している・・・・

果たして、アップルが発表したSDKとは如何なるものか・・・・?!
下記より、スティーブ・ジョブズ氏から聞いてほしい(直接に動画にて)。

*【Steve Jobs SDKキーノート】: http://www.apple.com/quicktime/qtv/iphoneroadmap/

2008年3月16日日曜日

「米ディズニーの野望とは何か・・・・?!」

最新のニュー・メディア情報だ。先週、ニューヨーク(McGraw-Hill Building)で「2008 Media Summit」が開催された。同カンファレンスのキーノートは、「夢の王国」から「メディア帝国」へ転換目指すディズニーの会長兼CEOであるBob Iger氏である。



同社は2007年に「Club Penguin」を買収し、その後もソーシャル・メディアに注力している。
昨年、米国ラスベガスで開催されたCESのキーノートでは、自分も会場に参加していたけれども、Iger氏のソーシャル・メディアに対する高い関心は予想ほどには伝わってこなかった気がする。

ディズニーの成功の秘訣とは、同社ビジネスの「制作」と「経営」の分離独立であっただろう。そして、現在、Iger氏は同社のなかで大きな発言力を持っていると予想される。

同氏が率いるディズニーはかつての(われわれ多くが知っている)ディズニーではない。同社は現在、大規模なエンターテイメント企業である。その資産とは、テーマパークを7つ、ホテルを27ケ所、ディズニーストア(約730ケ所)、米ABC(放送局)、テレビ局を10個、ラジオ局を42個、これまで放映された映画コンテンツ、観光船など・・・・

Iger氏は現在、Facebookの中に二人の友達がいる。これだけの大企業の幹部がFacebookのメンバーであること自体、同氏のソーシャル・メディアに対する関心のほどは推測できるだろう。

私見になるが、もし仮に自分がIger氏であるならば、ディズニーが「次なるメディア戦争」で優位なポジション占めるためには、サービスやコンテンツも大切であるが、それ以上に自分(Iger氏)の後任に「世界が理解できる人財」を選択することが大切と考えるに違いない。その人物とは、もしかすると「スティーブ・ジョブズ氏」であるかもしれない・・・・?!

2008年3月15日土曜日

「米Google Sky、宇宙を身近な存在にする・・・・」

「Google Map」を利用せずに、「Google Sky」がアクセス可能になった。

米Googleのプロダクト・マネジャーであるLior Ron氏のブログが伝えている。
皆さんは「コードジャム」をご存知だろうか。
これはGoogleの最も有名な伝統の1つであるという。
とても短い時間に複雑なプログラミング、ハッキングに挑戦するためにプログラマー達が競争する。その勝者は、名声、賞金、およびGoogleで研修する機会を授与されるという。



この文章からも、Googleのエンジニアがどれくらいプログラミング開発を重視しているのかを垣間見ることができる。たぶん、理屈ではなく、彼らは作ることが好きなんだろう。上手く言葉で表現できないけれども、同社の社員には「エンジニア・スピリット」が求められている・・・・

今回、Googleが主催したラテンアメリカのコードジャムで優勝したディエゴ・ガビンノウィッチ氏が、3ヶ月のインターン中に開発したものという。他のエンジニアの20%ルールのアシストも加わったらしい。

ソフトウェア開発は魅力多く、そして奥が深い・・・・自分も、かつて「Method-1」など使い全く何もないところからソフトウェア開発を行っていたから・・・・

2008年3月14日金曜日

「米GEのイメルトCEO、米国が風力タービン買わないならトルコに販売する・・・・」

米WSJによると、米国で開催されたクリーン・エネルギーカンファレンス「ECO:nomics」において、米GEのCEOであるイメルト氏は、同社のグリーン戦略について次のように述べた。

「We live today in a certain kind of hell, where nothing happens」(われわれは今日、(このままでは何も起こらない)ある種の賭場にいるだろう)



ご存知のように、イメルト氏は米GEのコーポレート・コンセプトである「Ecomagination」を率先して推進していた人物である。当初、米国政府が進める「carbon emissions」に歩調合せていた。現在、世界的な課題として地球温暖化対策が大きな問題として浮上しているからだ。

また、次のようにイメルト氏は述べている、「If the U.S. doesn’t buy my wind turbines, I’ll go to Turkey」(もし米国が風力タービン購入しないのならば、トルコに販売するつもりだ」と。

イメルト氏の気持ちは強い姿勢が理解される。
果たして、「Ecomagination」はGEのビジネス推進力となるのだろうか・・・・?!

2008年3月12日水曜日

「未来学者のRay Kurzweil氏、これからの50年を予測する・・・・」

皆さんは「未来学者」という言葉をご存知だろうか?!

Ray Kurzweil氏は、その「未来学者」のひとりである。
米国では、このような人たちが国の未来や将来について助言行い、大きな影響力を与えている可能性あるだろう。

下記の動画は、2007年10月にWorld Business Forumにて講演したものである。



同氏によると、次の50年に次の可能性が高くなると予言している。

1. 「Reprogramming our DNA as software」(DNAをソフトウェアでプログラミングする)

2. 「Human-computer hybrids are here」(コンピュータと人間がハイブリッド化する)

3. 「You can predict the future」(未来を予測できる)

4. 「Linear models can`t be used anymore」(リニア・モデルはもはや通用しない)

5. 「Solar technology reaching a tipping point」(ソラー技術はティッピング・ポイントに)

6. 「Already there is AI all arounds us」(われわれの周りにAIが存在する)

7. 「We are human-machine civilization」(人間とマシンが融合する文明)

8. 「We can overcome the limitations of our biology」(バイオロジーの限界を超越する)

9. 「Virtual shared environments」(バーチャル共有環境)

10. 「Mass customization and 3D printing」(マス・カスタマーゼーション、および3Dプリンティング)

なぜならば、われわれは「Information Age」(情報化社会)に生きているから・・・・

2008年3月9日日曜日

「米GEのイメルト氏の発案、ecomaginationが再び大きく動き始める・・・?!」

米GEのコーポレート・コンセプト「ecomagination」とは、米GE(General Electric)のCEOである Jeffrey Immelt氏が2004年に発案したものだ。しかし、米BusinessWee誌によると、社内のトップ・エグゼクティブたちの賛同を得ることが難しかったという。



しかし、世の中の動きは、いま、まさに「地球温暖化」「地球保全」「グリーン」「Green IT」などに対する関心が、消費者のみならず、企業や国レベルまで拡がってきた.....

また、GEにおけるすべての事業にとって、「ecomagination」は大きな課題になりつつある。つまり、ビジネスユニットを跨ったサービス・ソリューションが必要となった・・・・

「It occurred to Immelt that all of these initiatives could be rolled up into a program of green practices and technologies and pushed more aggressively. They also could be made more effective if they had a common platform for communicating with one another, setting goals and measuring performance against one another, and presenting a more unified marketing message to customers.....」

イメルト氏は同社のビジネス・ゴールを長期戦略へ転換し、「クリーン・テクノロジー開発」のために、GEのR&D研究開発費に対して2010年までに1.5Bドルを投入する計画があるという。

いま、米国大企業であるGEが、同社のビジネス・ゴールを長期戦略に据えながら、「クロス・ファンクショナル」による社内取り組みを開始している可能性大きいだろう。

彼らのキーワードとは「エコロジー」「グリーン」、そして「グローバル」・・・・?!

「パワーシフトが起きている・・・・?!(Globalization、情報化社会)」

作者によると、現在、「パワーシフトが進行している・・・・」という。
つまり、世界は「Globalization」そして「Information Age」へ変化している・・・・?!

2008年3月7日金曜日

「米Google、自治体向けに「Cities in 3D Program」開始・・・・」

米Google、自治体向けに無償プログラム「Cities in 3D Program」を開始した。各自治体は「3Dモデリング」を活用しながら、地域のPRや産業の活性化促進などができるという。

「Web 2.0の錬金術とは何か・・・・?!」

Web 2.0の錬金術とは何か(Microsoft Mixパネルディスカッションより)

企業は利益を獲得しなければ存続できない。だが、お客様に対する「おもてなし」や「エクスペリエンス」を無視することはできない。一方、利用者は広告を避ける傾向にある。そのため、お互いの「Win-Win」な関係構築が大切になってくる・・・・

2008年3月6日木曜日

「オフライン戦争が勃発する可能性ある・・・・?!」

米アドビのバイス・プレジデントであるDavid Wadhwani氏によると、今後、テクノロジーがアプリケーションの性能を10倍、時には1000倍にまで増大させるだろうと述べている。また、Adobe AIRは、モジラのTamarin Projectの一部として組み込まれる予定という。

実は、来週、米マイクロソフトもデスクトップで稼動可能なWebアプリケーションを発表する計画があるようだ。

これまでわれわれは、OS(オペレーティングシステム)の間で複数のコンピュータとスイッチを使ってきた。だが、いま、それは大きく変化している可能性ある・・・・?!

2008年3月4日火曜日

「米IDEOのデビッド・ケリー氏、デザインの未来は人間中心に・・・・」

果たして、イノベーションとは何を意味しているのだろうか。
そこで、Wikipediaを調べてみる。すると、

従来どおりの意味からすると、

1. the act of introducing something new: something newly introduced (The American Heritage Dictionary).
2. the introduction of something new. (Merriam-Webster Online)
3. a new idea, method or device. (Merriam-Webster Online)
4. he successful exploitation of new ideas (Department of Trade and Industry, UK).
5. change that creates a new dimension of performance Peter Drucker (Hesselbein, 2002) the process of making improvements by introducing something new

つまり、何か新しい働き、機能や特徴などが、製品、サービス、オペレーションなどに適用され、新しいものへ変化することを意味しているだろう。

ビジネス面では、オーストリアの経済学者ヨーゼフ・シュンペータ氏が、同氏の著書である「経済発展の理論」の中で用いたのが始まりという。シュンペーター氏は、「新しい財貨の生産」「新しい生産方式の導入」「新しい組織の創出」「新しい販売先の開拓」「新しい仕入先の獲得」の5つを指摘している。

つまり、「イノベーション」と言っても、ひと言で説明することが難しいのが実情だろう。

本日、ご紹介するのは、デザインのイノベーションに挑戦するIDEOである。
同社のデビッド・ケリー氏のプレゼンテーションが下記よりアクセス可能だ。



IDEOでは、イノベーションを起こすために、「理解」「観察」「視覚化」「評価と改良」「実現」のプロセスを実施し、新しい「おもてなし」や、新しい「エクスペリエンス」に反映している。つまり、IDEOはイノベーションに挑戦しいる企業といえるだろう....

話は変わるけれども、最近、ニュースなどで「宇宙ロケット打ち上げ成功!」と聞いて感動しないひとが増えたのではないだろうか....おそらく、30年前、50年前、100年前、「人類が月の上を歩いた....」と話したならば、きっと相手にされなかっただろう.....

もしかすると、人類を地上に縛りつけていたのは、重力ではなくして「不可能を可能と思わない」、そして「目の前の課題に気づかない」われわれ自身であるかもしれない....

つまり、「イノベーション」とはいままで不可能であったことに挑戦し、様々な課題やハードルを乗り越えることを意味しているのかもしれない.....

2008年3月3日月曜日

「米マイクロソフト幹部、IT市場は大規模データセンタに再編される・・・・」

米マイクロソフトCEOであるスティーブ・バルマー氏によると、今後、ハードウェア企業、ソフトウェア企業、インターネット企業の区別が消滅して行き、IT市場は世界に拡がる大規模データセンタをコントロール可能な少数のIT大企業に再編されるだろうと述べている。同発言とは、FT(Financial Times)紙がバルマー氏にインタビューした際の説明だ。

「a future in which the distinctions between software, hardware and internet companies fall away and a small number of big technology companies, each running a collection of vast datacentres, controls the IT landscape.....」

また、先週、マイクロソフトは今週開催される「Mix08」で同社がリリース予定のサービスやツールについて事前説明を実施した。

CNET News.comによると、マイクロソフト幹部の最終目標は、Virtual Earthや検索、Windows、サーバ製品にまたがる、共通の開発モデルを創ることにあると述べている。

「Microsoft executives have said that the company's overall goal is to create a common development model that spans its online services, such as Virtual Earth and search, and its Windows and server products....」

ここで思い出されるのが、以前、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が社員に送った手紙の内容だ。同氏は、これから「service wave(サービス化の波)」が押し寄せると指摘。そして、「We will build our strategies around Internet services and we will provide a broad set of service APIs and use them in all of our key applications.....」と述べていた。

そして、ゲイツ氏は同社の戦略指揮を二人のCTOに託した、スティーブ・バルマー氏とレイ・オッジ氏である......

2008年3月1日土曜日

「米IBM幹部、次世代メインフレームは商業スーパーコン・・・・」

米IBMは2月26日、"次世代エンタープライズ・データセンタ"構築を支援するメインフレームの新製品「IBM System z10」を発表した。今回、同社のエグゼクティブ・バイスプレジデントであるスティーブ・ミルズ氏は「どんなワークロードもトラッキング可能な"Commercial Supercomputer"である」と海外メディアの取材に述べている。



特徴とは、

1. 処理能力の大幅な拡大で過大なコスト負担や電力不足に陥っているデータセンターの負荷を軽減
(1)1台の「IBM System z10」でおよそ1500台のx86サーバに相当:
エネルギー・コストを最大85%、設置面積を最大85%削減し、かつソフトウェア・ライセンス数を最大30分の1以下に統合することが可能に
(2)System zメインフレームで初めてクアッドコアの新型プロセッサーを採用:
「IBM System z10」がデータセンタの混乱を収拾する秩序を実現
(3)常に変動するビジネス環境に対応する“ジャスト・イン・タイム”

2.「IBM System z10」がデータセンタの混乱を収拾する秩序を実現
(1)常に変動するビジネス環境に対応する“ジャスト・イン・タイム”の能力
(2)大規模トランザクションに適したシステム・パフォーマンスの自動管理



今回の発表に際して、米国調査会社 Pund-IT Inc.のアナリスト Charles King氏は、IBMにとっての課題・挑戦とは、メインフレーム新製品によって新規の顧客を獲得できるかどうかだと指摘している。

「The challenge for IBM is to take the mainframe to new customers.....」

果たして、なぜ、IBMはメインフレーム新製品(z10)を世に送り出したのだろうか・・・?!

ガートナー・ジャパンのバイスプレジデントである亦賀忠明氏は、IBM含むグローバル・ベンダーがBusiness ITに関する包括的なビジョンとコンセプトのもとで戦略を見直しつつあるという、同氏は「このことは、サーバは単なるボックスではなく、ITビジョンとシナリオを実現するテクノロジ手段として位置付けられつつあることの現れだ」と。

確かに、今回、IBMは、次世代エンタープライズ・データセンタの重要なコンセプトの1つを「運用中心モデルからビジネス目標主導モデルへ」と定義しているようだ。

つまり、IT(情報技術)は企業のビジネス競争の優位性(差別化、俊敏性など)に大きな影響力を持っている。そして、IT(Information Technokogy)は、BT(Business Technology)へと大きく転換しつつある....

さらに、BT(Business Technology)の最大パフォーマンスを発揮するための人材が注目される....