Prewireでは2007年、Wikipedia(日本語)内に「オープン・イノベーション」という言葉を定義致しました。背景としては、今後の日本産業の方向性を検討するうえで、その重要性が高まってきていると考えたからです。
「オープン・イノベーション」とは、オープン・イノベーション(英:Open Innovation)とは、カリフォルニア大学バークレー校のオープン・イノベーションセンターで教鞭をとっているヘンリー・チェスブロー教授によって唱えられた用語です。
オープン・イノベーションの中心となるアイデアは、知識競争社会のなかで、企業は自ら社内にて研究・開発に取り組むか、もしくは、他の会社からプロセスまたは発明品(特許)を購入するか、ライセンスする必要があります。
従来の閉鎖的なイノベーションの場合、(インターナルな)企業内知識の使用を中心としており、ほとんど社外の知識を利用しないプロセスであったといえます。一方、オープン・イノベーションに取り組んでいる米国企業には、プロクター&ギャンブル(P&G社)、インテル社、IBM社などが挙げられます。彼らは、イノベーション取り組みに際して、積極的に社外に働きかけています。
オープン・イノベーションモデルに関して、企業はこのような現象を止めることができないため、企業自らが、その利用方法を体得しなければならないとチェスブロー教授は指摘しています。
オープン・イノベーション(Wikipedia)
ヘンリー・チェスブロー教授によると、アップルのiPodのイノベーションとはテクノロジーに依存していない。ビジネスモデルであると指摘している。
BT(British Telecom)のオープン・イノベーション事例
下記動画より、BT Steve Wright(the Head of Strategic Research at BT)による、オープンノベーション講演がアクセス可能です。
心地よいカスタマー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく.....
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