「オープンがあればいいのか?!」
「オープンであれば、ビジネス成功につながるのか?!」
企業のビジネス方向性を考えるうえで、「オープン」を正しく定義することが大切であるだろう。例えば、米アップルはオープン企業なのか?!
最近、米国アナリストと話をすると、彼らは共通して「アップルに関する情報は持っていない。彼らは情報を公開しない・・・」と述べている。おそらく、業界のなかでも(有名企業のなかで)クローズドな企業といえるだろう。つまり、クローズドなビジネスでも、ハイパフォーマンス発揮しているテクノロジー企業は存在しているだろう(企業モデルは各々異なる)。
一方、オープンな企業には何が挙げられるだろうか。
例えば、米IBM、同社はオープンソフトウェアを活用してサービスビジネス展開している。IBMという会社がオープン、特にLinuxに注力した背景として、Microsoftが不意にしてきた市場をビジネスにしようという考えたからだ。彼らはLinuxの上に「Linuxサービス事業」をつくっている。
大抵の場合、オープン企業は『オープン』にすることで「ここで競争しなくてもいいよね」という共通理解を築き、また、お互いに一番いいところだけ真似して、結果として、「自分たちの競争したいところで勝負する」というアプローチを適用している・・・
今後のビジネスモデルを検討するうえで、「人間の欲求水準」の動向を把握しなければならないだろう。これまでの日本社会は低いレベルで推移してきた。例えば、「お金」、「物質」「モノ」・・・これら価値が人間を動かす大きな源泉力(トリガー)になってきた。ところが、その価値観自身が変化している・・・。世界の人びとの価値観は、「知識」、「喜び」、「文化」へと大きく動き始めているようだ。新しい価値感とは何か・・・すなわち、お金以外の価値観、「共感」、「インフルエンス」、そして、「心地よいエクスペリエンス」へ世の中が動き始めている。。。
心地よいカスタマー・エクスペリエンスを求めて、Prewireブログの旅はつづく。。。
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