コンピュータは「計算機」としての役割を果たすべく、
データ処理を中心に、当初、企業の業務システムの自動化に適用された。
すでに、コンピュータが誕生して約30年以上が経過している。
そして、IT(情報技術)は、われわれの生活の中へ拡く、かつ、深く、
その影響力をひろげているだろう。
Wikipediaによると、「コンピュータ」とは、
「コンピュータ(computer)は、広義には計算機、狭義には計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する計算機。純理論的には、チューリングマシンと等価なものを指す。日常的にはパーソナルコンピュータ(パソコン)を指して「コンピュータ」と呼ぶことも多い....」
かつて、コンピュータとは高価なものであり、個人が使用したり、また、所有することは困難であった。だが、その後、パーソナル・コンピュータの普及するに従い、われわれの生活に広がり始めた。さらに、インターネット浸透に伴い、ネットワークとの「常時接続」は当たり前となり、コンピュータを利用しない日はないといえるだろう。しかも、日本ではモバイルや携帯電話も、その普及率は驚く数値に達している。
当然、利用者の使い方が変化すれば、求められるスキルも変化するだろう。
NetworkWorldに興味深い記事が二つ紹介されている。
一つ目は、給与に反映しないITスキルだ。5個挙げられている。
1. Plain old HTML (HTML言語)
2. Legacy programming languages (レガシー・プログラミング言語)
3. NetWare
4. Non-IP network
5. PC tech support (PCテクニカル・サポート)
5 IT skills that won’t boost your salary (NetworkWorld)
つまり、上記の5つのITスキルを身につけても、
お客様から対価を獲得することが困難であるという。
それでは、現在、お客様が期待しているITスキルとは何か・・・?!
NetworkWorldに掲載している二つ目の記事によると、
次の10個のITスキルが注目されていると説明している。
1. Wireless (ワイヤレス)
2. Virtualization (仮想化)
3. Security (セキュリティ)
4. Networking (ネットワーキング)
5. Application delivery (アプリケーション・デリバリー)
6. Web 2.0
7. IT business analysis (ITビジネス分析)
8. Database management (データベース運用管理)
9. Business intelligence/data mining (ビジネス・インテジジェンス/データ・マイニング)
10. The X factor (ITプロフェッショナル/複数エリアに跨る)
Wanted: 10 IT skills employers need today (NetworkWorld)
私見になるが、もしできるならば、「おもてなし」「エクスペリエンス」を「The X factor」の中に加えてほしいと思う。なぜならば、お客様は「新しいユーザー・エクスペリエンス」を期待しているからだ。
「変化できるものだけが生き残ることができる」、この言葉はダーウィンの進化論をあらわしたものだ。もしかすると、この論理はITスキルにも適用されるのだろうか・・・・?!
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