2007年12月24日月曜日

「プロフェッショナルとは何か・・・・"個人シンクタンク"時代が始まる?!」

付加価値が高い製品、サービスが圧倒的に好まれている証拠があるにもかかわらず、企業は経験曲線にほれこんでいく.....

米国を中心とした資本主義の影響を受けて、企業は操作可能な唯一の変数と信じているかのごとくに、コスト削減に注力していく。そして、企業は「サービス・品質」という変数を見失っていく.....

一方、時代は変化しており、製品やサービスの価値そのもの自体も変化している。

元マッキンゼー&カンパニーのコンサルタントであるトム・ピーターズ氏は、
1980年代に米国企業が直面していた企業の「経験曲線」に警鐘を鳴らした。
「企業は市場の環境変化(適応力、非線形性など)や、企業の経営変化(スピードや非連続性など)を客観的に分析する必要がある」と。

それでは、「サービス」とは何を意味しているのだろうか?!
サービスとは、サービス提供する「提供者とお客様とがお互いに価値を創っていくこと」である。つまり、提供である企業と、そのサービスを受ける受益者との間で、相互に価値を共有し、そのサービス価値に応じた対価を獲得していく。したがって、企業はこの新しいサービス価値を創り、そして高めなければならない。

Dealing With Darwin」を著したジェフリー A.ムーア氏は、最近のインタビューで次のように述べている、「イノベーション戦略に関して、コスト削減のことしか頭にない、想像力の乏しいCEOやCFOを、私は評価しない。それに、高コスト経済の中にあって、ITをテコ入れするイノベーション戦
略を持たない企業などには、何の価値も認めない」と。

イノベーションが企業にとって大切になりつつある所以が、ここに存在している.....

私見になるが、このようなイノベーションを推し進めていくうえで、「プロフェッショナル」が注目されるのではないかと思う。だが、この「プロフェッショナル」とは、従来のようなビジネス・コンサルティングとは異なるのではないかと.....
上手く言葉で表現できないけれども、「新しいサービス価値を創る」とか、「個人のアイデアを尊重する」といったイメージが近いのではないかと思う。

この点に関して、興味深いお話をポッドキャスティングにて、田坂広志さんがご説明している。同氏によると、今後、「個人シンクタンク」時代が始まるという。

* 田坂広志 (「個人シンクタンク」の時代が始まる/出典 「未来からの風フォーラム」):
http://youtu.be/gSMpVZa6sOg

今後、"世界の"価値ある情報をPrewire/PrimeTimeを通じてご紹介できればいいな思う....

1 件のコメント:

jumadi さんのコメント...

これは良い資料では、
ご挨拶...

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