「Where did the computer go?」、ニコラス・カー氏は問いかける。
覚えている方も多いかもしれない。「IT Doesn`t Matter」を執筆したニコラス・カー氏が、新たに執筆した本のタイトルが「Big Switch」。
1990年、ティム・バーナーズ・リー氏がワールドワイドウェブ(WWW)を発明した。彼はデジタル情報を共有するため、WWWをグローバルな市場に変え、そして、Webはインターネットの大衆化に成功した。
その後、訪れたのが「Web 1.0」、所謂、ドットコム・バブルであった。その後、約10年間、WWWはわれわれにとって身近な、しかし、平凡な存在(場所)であった。
また、Googleが登場し、インターネット上の分散された情報を、検索エンジンと呼ばれるアルゴリズムを介して、より一層に身近な存在(場所)へと変えた。
さらに、「Web 2.0」と呼ばれるコンシューマ主導のコミュニティを重視したコンテンツが注目された。一方、エンタープライズ市場におかれても、Salesforce.comはじめ、SaaS(Software as a Services)と呼んでいるサービスが提供された。
この「Big Switch」とは、所謂、ユーティリティ・コンピューティングを意味している。あたかも、自分の家に置いてある家電のスイッチを回すがごとく、同じように「コンピューティング・サービス」を利用できるという...
いま、WWWは大きく変化しつつある・・・・?!
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