2008年2月3日日曜日

「米Google、Social Graph APIサービス公開へ」

米Googleは2月1日、Web上のリンクから交友関係を抽出するWebサービスのAPIである「Social Graph API」を公開した。

どんなWebサイトであっても、「Social Graph API」は開発者にとってコンテンツとインタラクションの限界を打ち破るアプリケーション構築を可能にしてくれるツールである。

例えば、「Social Graph API」を利用することによって、SNSサービスを利用しなくてもブログ相互間でSNS機能を実現できる。つまり、それは「人間関係や、ポータル間のつながり」に関する情報を容易に入手することが可能となることを意味している。これら各種の情報は、XFNやFOAFといったマークアップフォーマットから判断している。

そういえば昨年11月、本ブログ(Prewire)にて、WWWの発明者である Tim Berners-Lee(ティム・バーナーズ・リー)氏のブログを紹介した。

*Prewire (WWW発明者のティム・バーナーズ・リー、「WWWはGGGを意味している?!」):

ご存知のひとも多いかもしれない。WWWは当初、アル・ゴア氏が進める全米情報基盤(NII)のもと、ネットワーク介した掲示板としての機能に注力していた。

その後、短い、シンプルな文章を介して、人は人と結びつき、アクセスし、コミュニケーションしながら、人と人の関係を構築していった。つまり、WWWは掲示板としての役割以上のもの、「コミュニティー」や、「人と人の連結」といった新たな価値が誕生することになった....とティム氏は述べている。

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